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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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双葉町長不信任 可決で思う事
双葉町 - 2012年12月22日
双葉町からの避難生活を送った猪苗代町では避難所の約800人をまとめ、現在は郡山市喜久田町の仮設住宅で自治会長を務める天野正篤さんを取材した。井戸川克隆町長不信任決議案が可決された際は住民に、「今こそ、支持している議員に行動を起こすようにお願いしなさい」と指示したという。
除染廃棄物の中間貯蔵施設について天野さんは、場所は町内から提供しなければならないという考えだ。大切なふるさとに帰られない、土地をお貸しするのだから、それなりの補償をお願いしたいと言う。その半面、近所を散歩していると「賠償金をもらって良いね」と言われる事もあるという。しかし、「自分たちの事だけを考えてはいけない、国民として考えなければ」と、常に冷静な目線で行動している。
「フクシマ フタバ」プロジェクトの第１弾として企画された映画『立入禁止区域・双葉 〜されど我が故郷〜』にも出資し、天野さんを知らない町民はいないのではーというほどの幅広い人脈。チェルノブイリ視察に参加し、多くの専門書や新聞、雑誌を読破するなど、猛勉強に裏打ちされた知識がある。町民は天野さんが発する言葉に納得し、行動を起こすキッカケになったに違いない。
インタビューの最後に、「避難生活はしているが、考え方が素晴らしいと言われるよう、誇り高く生きていきたい」と言う言葉が強く印象に残った
レポート：安田 希代美 |情報レンジャー＠福島