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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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福島復興の足がかりに
郡山市 - 2012年12月20日
放射能汚染による影響から震災後は、福島県ナンバーの車や福島県人を敬遠する風潮があった。今でこそ聞かなくなったが、今年初めまでは県外への移動などで毛嫌いされた、という声をよく聞いた。そのため、多くの県民が県外への移動に不安な気持ちを抱いていた。
もちろん現在はあまり耳にすることはない。今回、震災後から風評被害の払拭や復興の足がかりになれば・・という思いから、郡山市の小さな事業所が「風評?! なんだそりゃ」というステッカーを制作した。
風評などという言葉で線引きせずに、同じ日本人同士なんだから助け合いの気持ちを持って欲しい、と話すのは企画室moriの藤森由喜子代表。今では福島を応援する県外の支援者や県人として負けない強い気持ちを示す意思として、ステッカーを貼っている車を目にする。
ステッカーの売り上げは20％を寄附金に活用、小さな運動や義援金枠に入れない団体にも寄付の目を向けたいという思い。Facebookで意見を聞きながら、寄付先の投票も受け付けている。
ステッカーのキャラクターは会津の郷土玩具でもある「赤べこ」がモデルで、ゆる～いイラストが人気。多くの人の要望から、べこちゃんふぁみりーとなって福島復興を願っているのだ。
レポート：石塚通｜情報レンジャー＠福島