木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2012年12月14日
東北学院大学の土樋キャンパスで、12月14日(金)・15日(土)の二日間にわたり、復興大学災害ボランティアステーション主催の『人と社会の脆さと大学生ボランティアの意義』というシンポジウムが開催されました。1日目は講師を招いての講演。2日目は学生によるセッション。今回は1日目の講演にお邪魔しました。
内容は、参加講師による講演と報告会で、神戸での阪神淡路大震災との比較や大学カリキュラムの問題点などが話し合われました。教授の講演後に、大学生がボランティアの経験談を発表する場面もあったりと、内容の濃いシンポジウムでした。参加した学生たちは、メモを取ったり、スクリーン資料をデジカメで記録するなどとても熱心。質疑応答の時間では、積極的に質問をする学生も!
その中で、印象に残ったものが3つ。1つは「学生ボランティアだからと、軽視する団体もある」ということ。恥ずかしいことに、私は知りませんでした。「学生は何でもしてくれるだろう」という、安易な考え。支援される側のケアに関心が行きがちですが、支援する側へもケアが必要にならないように、心配りをすることが大切だと感じました。
2つ目に「リーダー」という言葉。リーダーは「自分が本来やりたいこと」を実現に向けて、決してブレることなく継続していくこと。参加した学生の中から、真のリーダーとなる人が現れてほしいです。
3つ目は、大学生がボランティアに参加し変わったこと。ボランティアは大変なだけではなく、いろんな職種の社会人や世代、他県の人、もちろん地元の人との出会いもあります。そのため、社交的になる学生が多いようです。
シンポジウムの終盤は、ラウンドテーブルで意見交換が行われ、学生2名も同席。彼らは、ボランティア活動を通して「不安に思うこと」や「就職活動にどうつながるのか」など学生の位置づけや可能性について話し合いました。学生から「生」の声を聞ける貴重な場となり、私も勉強させていただきました。
レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城