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最終処分場を早く決めて!

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最終処分場を早く決めて!

富岡町 - 2012年12月12日

「自分たちの町から出たものは他の町村に持って行かないで、双葉郡から出たものは郡内で処理するようにしようー}と、富岡町緑ヶ丘応急仮設住宅の北崎一六自治会長は各地で声を大にして歩いている。

自宅周りの20m四方を除染しても、その周囲をしなければ意味がない。さらに仮置き場がないのに除染だけをするのは避難している者として悲しいとも言う。除染廃棄物はテントをつくってどんどん増やしていく状況を見ると、原発の収束に合わせてそこで処分できないのか、そこに処分場ができればどんどん運んで、地下埋蔵など早めに対応しないと日本のためにならないとも。

北崎さんは町内の夜ノ森公園と富岡二中で試験除染に立ち会った、しかし今ではそこも、住むには不適なほどの高線量に戻ってしまった。試験除染は1日に800人を動員し3カ月をかけ、膨大な費用が投入された。業者も懸命に人を集めて作業に当たり、国も未曾有の災害として懸命だ。誰も責めることは出来ない。

郡内に処分場を作ろうとは誰も言っていないし町もそうした意向ではないと思うが、いくら仮置き場を造っても溜る一方で処分は出来ない。各町村がいくら中間貯蔵施設を設けても最終処分場がなければだめ。中間ではなく最終処分場を造ったほうが近道ではないのか。しかし地権者の問題があり国はなかなか動かない。

今回東電は、5年間の賠償方針を打ち出したがそれは賠償問題で終わってしまい、国も触れないし所有者も帰れない土地が次々に増えてしまうだけ。避難者意識を捨てて自分たちで自立するようにしなければと語気を強める。

決して犠牲の精神ではなく今後の日本のために、という言葉に強い決意を感じた。

レポート;渡部 克彦|@情報レンジャー福島