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ここに残していけるもの

地元の人たちを巻き込んで、一緒に何かをつくり、人や町に何か残したいと活動をはじ... - 2012年12月10日

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ここに残していけるもの

塩釜市 - 2012年12月10日

地元の人たちを巻き込んで、一緒に何かをつくり、人や町に何か残したいと活動をはじめた「くらしのある家」プロジェクト。今回は、マリンゲート塩釜に木っ端クリスマスツリーを作っていました。

ツリーには、塩竈の瓦礫や登米の間伐材が使われています。50cm〜10mの木っ端をひとつひとつ組み合わせ、小さいものが集まって、一つの大きなツリーになっています。なので、強度も抜群!そこに地元の人や子どもたちが色を塗ってくれたオーナメントが飾ってあり、とてもカラフルで温かみがありました。風に揺れるとオーナメント同士がぶつかって、カランコロンと音を立てるので、音でも楽しめます!

ツリーの全体像はこちら→ 360°パノラマ画像

予定では前日の完成予定だったそうですが、強風や地震の影響で作業が遅れてしまったそうです。地震のときは、市内が騒然となり高いところへ避難するなど、東日本大震災を彷彿とさせるハプニングに見舞われるも、無事に完成。ちょうど、この日はツリーのライトアップの初日でした。

今回、お話いただいた有限会社 涼仙の井上さん。普段は埼玉を拠点に庭づくり関係の仕事をされていて、ガーデンショーなどでは廃棄物などを使った作品を出展されたりもしています。震災後は、被災地の仮設住宅に植木したり、ベンチを設置したりして憩いの場をつくるなどの支援活動もされたそうです。

この木っ端クリスマスツリーは、12/25まで毎日16:00~22:00の間、ライトアップされています!お時間のある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

「くらしのある家」プロジェクト

有限会社 涼仙

レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城