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仙台市若林区霞目 浪分神社

仙台市若林区霞目の浪分神社は、津波の浸水域との境目に建てられたと伝わる。伝説は... - 2012年12月7日

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仙台市若林区霞目 浪分神社 (360°パノラマ)

仙台市 - 2012年12月07日

仙台市若林区霞目の浪分神社は、津波の浸水域との境目に建てられたと伝わる。伝説は月日の経過とともに忘れ去られ、教訓として生かされることはなかった。という新聞記事が以前ありました。長い年月の間に伝承は途絶え、人々は仕事(農業や漁業)と一体化した生活空間と利便性を求めて海沿いへと暮らしの場を広げていきました。
現代ではベッドタウンとして海沿いにも宅地開発がされて、思い思いのライフスタイルを実現していました。
千年に一度とも言われる津波被害に見舞われて、沿岸は防波堤をより高く、災害危険区域に指定された地域に人は住めなくなります。
これらの対応が千年後にも先祖たちが残した遺構や伝承として後世に伝わっていくのでしょうか。

昨日(12/7)にも大きな揺れがあり津波警報がでました。直後NHKはかなり切迫した様子で避難を促し、冷静に高台に避難された方も大勢いらっしゃいました。電話も相変わらずつながりにくくなりました。安否確認はワンボタンでできるようになりませんかね?だいぶ便利なツールはでてきていますがまだ浸透しているとは言いがたい。
翌朝のニュースを見ると、車で避難しようとした人たちで渋滞が起こっていた地域があったことを知り、やはりまだまだ個人・地域・国それぞれのレイヤーでやらなければなならないことはたくさんあることを思い知らされます。

つぎへのそなえ

レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城

 

 

 

 

http://gigapan.org/gigapans/119512