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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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森さん・シゲちゃんのお饅頭
双葉町 - 2012年12月04日
双葉町役場埼玉支所、避難所のある旧県立騎西高校の近くに東日本大震災避難者支援として加須ふれあいセンターがオープンした。その名も『寄り添いステーション こらっせ くわっせ双葉』である。
300円の食堂として双葉町避難所の方々が集まり、手作りの商品や双葉町名物の茶饅頭(1つ80円)も販売されている。名物キャラクターとして、双葉町のシゲちゃんと森ちゃんが笑顔でお出迎えしてくれ、ご飯や果物もたくさん出していただいたりとゆっくり出来るので長居してしまう。
ここは、双葉町の避難所ができてから、避難所がある埼玉県加須市の方が中心となって県の補助金をもらって運営している場所だ。加須市の山口さんと富澤さんはこういう。「みなさんの支援をしていかないと、みんなが困るでしょ。みんなが集まって、お話ししたりして、情報交換する場所をつくりたかったの」と富澤さん。「埼玉で、被災者たちがこうして集まって、自分たちで運営している場所なんて他に無いでしょ。だから頑張りたいんだよね」と山口さんは熱い視線で話す。
ただ問題は、運営しているメンバーの平均年齢が66歳であるため『情報発信』ができないから知ってもらえないという事と、県からの補助金は年度予算の中からでているので来年３月からの継続ができるかどうかが怪しまれるとのこと。
また、ここでは地元で出来た野菜の販売も行う。双葉町避難所からでた避難者である藤田さんご夫婦が埼玉に畑を買って運営し、この施設の昼食の材料にしたり他の被災地に送る事で双葉町以外の方への支援も続けている。
ぜひ避難所に来た時はこらっせくわっせ双葉にも来てください！
■寄り添いステーション こらっせくわっせ双葉：加須市正能 11-5 ☎0480(31)9511 URL＜http://kazofureai.com＞
レポート：田中美咲｜福島担当プロジェクトマネージャー