木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
加美町 - 2012年11月29日
加美町は、宮城県の北西部に位置する町で大崎地方に属します。2003年(平成15年)4月1日 – 中新田町、小野田町、宮崎町が合併して加美町となりました。
大崎市と色麻町に挟まれ、山形県尾花沢市と接しており、加美富士こと薬莱山を擁する町です。
震災後の観光面や農業・産業面での変化について
加美町の主力産業は農業で、農作物の風評被害がありました。特に畜産方面で牧草の放射線被害 があり、未だに平成23年の藁が草地に野積みされている状況で困っています。それらに伴い子牛価格・枝肉価格の下落という状況が続いておりましたが、やっと回復傾向にあります。しかし、自前の草を給餌できていないので、コスト高な状況と言えそうです。観光面ではやくらい高原において、春先に山菜が出せなかったのが痛かったが、最近は人出も戻りつつあるようです。
震災後の防災対策や意識の変化について
加美町は千葉県市川市と災害時相互支援協定を締結しました。市川市は稲作農家が少ないこともあり農作物の支援は喜ばれたそうです。
震災以降の町民の防災意識は地域内 での支援体制づくりに目が向いてるようで、日頃の近所づきあいから自主防災組織の充実に関心が高まっています。
また、社会的弱者の安否確認とスピーディな避難所への搬送体制などの必要性を震災から学び取ったので、災害時要援護者台帳の整備に取り掛かっています。
加美町のアピール
全国的に有名な中新田バッハホールを拠点に市民オーケストラを設立に向けて準備中です。やくらい高原は温泉施設、レストラン、パターゴルフ、スキーなどリゾート施設も充実していますので、週末の心身をリフレッシュする場として訪れていただきたいとのことでした。
インタビューの中でやくらい高原エリアや鳴瀬川エリアををスポーツツーリズムのメッカとして打ち出せないか、善意と資源とお金が循環するまちづくりをするための具体的な構想などを伺いました。震災によりエネルギー・食・住の大切さを痛感したことにより、自給自足社会を目指したいとのことでした。
震災後に就任されたフレッシュな猪俣町長の 奮闘に注目・応援させていただきます!
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城