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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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怒りの声
福島市 - 2012年11月15日
北は北海道、南は沖縄まで全国から13,262人が11月15日、力をひとつに合わせ怒りの声を上げた。秋の深まりを見せる福島市でも、小さな広場に集結した福島原発告訴団の第２次告訴が、福島地方検察庁に向けて総勢265名がデモ行進を行った。
武藤類子告訴団長の決意のあいさつの後、団員たちの高らかなシュプレヒコールが一斉に響き渡り、参加者は整然と市内に繰り出して行った。
原発事故により故郷を離れなければならなくなった人、変わってしまった故郷で被曝を覚悟しながら生きる人、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ人・・・。そして政治や経済などと、国の名の下に市民に犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、終止符を打とうとする人たちの集まりだ。
事故はどうして起きたのか、なぜ被害が拡大するようなことが行われたのか・・。真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければならない。
深い怒りと悲しみの中から、今回の告訴という行動の中に、未来への希望と人と社会への信頼を見い出したい。声を出せない人々や生き物たちと共存しながら、決してバラバラにされずつながり合いを力に変え、この事故の責任を問い続けていく。
レポート：小野清隆｜情報レンジャー＠福島