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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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京の陶芸家が感動のエール
郡山市 - 2012年11月10日
京都市北区の小さな集落、雲ヶ畑の山中で作陶に励む陶芸家 村田森さんにお話を伺った。今回は福島県郡山市で器を扱っている「むぎわら店主」松崎講二さんの強い要望から『村田森展』が実現した。話題の陶芸家として雑誌などでも注目されている村田さん。福島県内での個展は自身も強く願っていたという。
京都から来福早々、開店前にお店に着いた。店頭にはすでにお客が並び「わざわざ遠くから来ていただいてありがとう」と声をかけてもらい、心から感謝の気持ちが溢れたという。大震災後の今、自分は支える立場であるはずなのに逆に温かい声を掛けてもらったのに感激した。福島の人々に触れ、大変な中でも悔しさや辛い思いなどをあまり口にすることなく、逆に自分たちを気遣ってくれる優しさに驚いていた。
「地震の後、放射能汚染など深刻な問題に直面していて、福島県民は本当に悔しいでしょう。もっと怒ってもいいのが現実だと思うけど、ただ声を荒げるということではなく現実をどう解決していくか、真剣に向き合っている。日本人の強さを福島が代表して示してくれている。それをとても誇りに思います」「頑張ってーとは簡単に言えないが、何か自分にできることから支えになりたい」と、時に涙しながら語ってくれた。
遠く離れた地からも福島を思ってくれている、応援してくれている。村田さんのような行動や言葉の支援は、必ず福島県に住む人々の支えになっていくだろう。
レポート：石塚通｜情報レンジャー＠福島