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富岡の一番小さな仮設集会所

富岡町の一番小規模の仮設住宅に設けられた集会所を訪れた。今までで見た中では、一... - 2012年10月28日

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富岡の一番小さな仮設集会所

富岡町 - 2012年10月28日

富岡町の一番小規模の仮設住宅に設けられた集会所を訪れた。今までで見た中では、一番狭いスペースだろう。三春の里の仮設集会場で、埼玉県のボランティア「元気魂JAPAN」がお茶会を催していた。主催した奥地太郎代表理事と一緒に渡辺高一自治会長に話を聞いた。仮設住宅にも支援物資が行き渡る順番が設けられていたり、一回きりのボランティアという人も多いなど、初めて知る内容も多かった。

昨年はボランティアの訪問も大勢あったが、今年に入ってからはめっきり減っているという。一度だけ大きな支援をして頂くのもありがたいけど、継続して気軽に訪問してくれるのを望む避難者も意外に多い。人は一人では生きられないし、最後には心の支えが必要なのだとつくづく思う。

一方で印象に残ったのは、違った土地に来てからも良いところを見つけ、生活を楽しもうとしている人たちの姿だった。少しでも新しい発見や心の持ち方次第で楽になることもある。他の仮設住宅の情報も知りたいという。取材で各地の仮設を訪問する機会がある。少しでも仮設の話題や課題、市町村による違いなどを伝えられたらと思った。

取材・動画編集:安田 希代美| 撮影:渡部 克彦|情報レンジャー@福島