木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
東松島市 - 2012年10月24日
東松島市の限らず、昨年は津波の影響で作付できなかった沿岸部の田畑。
それはガレキであったり、塩害であったり、排水施設であったりと様々な苦難が農家を襲った一年でした。
そんな状況でも、必死に農業を再開するためにガレキを片づけ、排水路を掃除したり、被災で使えなくなってしまった農業機械を揃えたりと準備を重ねてきたそうです。単に農業機械と言っても数百万円するのもざらで
「うちの高級車(コンバイン)は長靴履いて泥だらけにして乗るのさ」
と話していらっしゃいました。資金面では近隣農家と国の『中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業』を活用してなんとか工面したそうです。
「それでも、この辺(浜市地区)は排水機場が早く復旧(3機のうち1機)したおかげで作付できたけどね」
震災をきっかけに、周りの田畑で耕作をやめてしまう人も多く、土壌整備の都合上、その農地を買い上げ無くてはならなかったところもあったようです。また、収穫したものの乾燥施設や出荷するところ、保管場所の確保もまだまだ大変だとおっしゃっていました。
8枚目からは同市赤井地区の農家さん。この地区は海まで3,4Kmありますが、河を遡上した津波が堤防を乗り越え浸水してしまいました。被害イメージの少ない内陸部ですが、海水やヘドロの影響でやはり昨年は作付できずに、今年二年ぶりの収穫になったそうです。
最後の2枚は同市立沼地区の田んぼ。この辺一帯は今年も作付できずにいました。しかし、田んぼのガレキ拾いを最近行ったようで、路肩に集められていました。やっと来季には作付が可能になるのではないかと期待されます。
レポート:坂本恵一|情報レンジャー@宮城