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南相馬市 - 2012年10月21日

「復興は終わりのない永遠のプロセス」と話すのは、自らが体験した阪神淡路大震災での復興支援を生かして、東京・大阪を中心に活動する一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎代表理事。人々の多様性を研究する仕事に携わる田村さんは、被災者やNPO、企業をつなぐ復興支援のスペシャリスト。現在は被災地の人たちと精力的に対話をしながら、東日本大震災後の復興支援に取り組んでいる。

私たちが取材に訪れた日は南相馬市の高見公園のオープニングイベント。地元の市民活動団体『みんなの共和国』が主催し、公園を除染後に再オープンさせた。イベントでは震災や原発事故からの復興を目指して、企業から遊具の提供と工事などの支援を受けた公園の誕生をアピールした。田村さんらは賛同した企業などと出席、主催者と共に老若男女が集まるコミュニティースペースの再生を祝った。

協賛企業の1つであるネスレ日本株式会社の高橋政道さんにお話を聞いた。高見公園の話を田村さんから耳にしたとき、自社サイトに寄せられた一般市民や被災者の声に「人がふれあえる広場がほしい」などもあった。支援ができるーと判断し協賛したときっかけを語ってくれた。現在、ネスレ日本は東北復興支援のため、凸版印刷株式会社と共同で、パッケージを利用して1本販売当たり10円を寄付。東日本大震災での被災地支援に役立てている。

支援の活動はさまざま。田村さんが語る「終わりのない永遠のプロセス」を、このように企業の支えによって新しい風が運ばれる場合もあるだろう。支援する企業の取り組みをありがたく受け止めつつ、私たちも復興に向けて地元のパワーを最大限に発揮して行かなければならない。

 

(取材:動画編集:鈴木さとみ小野清隆|撮影:西澤拓真