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こでらんに〜

イベントで盛り上げて復興に弾みをつけ、元気になってもらおうという意気込みです、... - 2012年10月20日

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こでらんに〜

福島市 - 2012年10月20日

イベントで盛り上げて復興に弾みをつけ、元気になってもらおうという意気込みです、と熱っぽく語るのは福島市観光コンベンション協会の渡邉和裕会長だ。

昨年は東日本大震災と、それに続く原発事故による放射能の風評被害など福島を取り巻く環境は最悪だった。これから3年間、復興に向かって取り組んでいこうという計画で、第一弾が“こでらんにフェスティバル”。今年が復興元年で福島を復活させるんだーという意気込みで開催にこぎ着けた。

街なか、湯のまち、自然たぷりの3つのテーマを設定。福島市内を街なか、信夫山、飯坂、土湯、高湯、松川、飯野の7つのエリアに分けてパビリオンを設定。“こでらんに~(応えられないくらい最高だ!)”と、市内を大好きになるイベントが各地で催された。

福島駅前通りに設置された歓迎アーチをくぐると、安心・安全な野菜や市内の特産物を扱った店がズラリ。軽トラ青空市場や手作り小物の店など、楽しみながら散策できる。昼時は市内の「すぺいん亭」が提供した直径2.5m、1000人前のパエリアという企画が話題を集めた。すぺいん亭は復興支援活動として昨年8月、「1000人パエリアプロジェクト」を立ち上げた。被災地が笑顔になってと、人の和を育む“大鍋パエリア”などの料理を届けている。

午後は街なか広場で人気タレントはるな愛さんらのステージ、市内で活動するバンドのライブで盛り上がった。大型ビジョンも設けられ、買い物や食事をしながら秋の一日を過ごす市民でにぎわった。
レポート動画撮影:小野 清隆|動画:西澤 拓真|情報レンジャー@福島