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「震災後の生き甲斐づくりをサポートしたい」 福島大学生が災害ボランティア... - 2012年10月11日

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福島市 - 2012年10月11日

「震災後の生き甲斐づくりをサポートしたい」

福島大学生が災害ボランティアセンターの活動を始めたのは2011年5月。震災後に避難所となった大学の校舎でボランティア活動していたのがきっかけ。主に県北地区を中心に学生主体で活動している。

震災当初は被災地での泥出しや瓦礫撤去の手伝いが主だった。現在は福島市内や県北の仮設住宅で足湯のサービス、子どもを対象としたリフレッシュキャンプ、県外避難で離れ離れの生活を送る親子が集まって旅行するといった企画、運営などを支援をしている。

取材に応じてくれた川村遼さんは青森県、安達拓哉さんは山形県、神貴大さんは本県出身。県外出身の2人は大学を通してこの地に縁があるとして、災害ボランティア活動を続けている。活動の原動力を神さんは「仮設住宅での足湯サービスでは、震災直後の話や畑仕事が生き甲斐という生の声を聞いた。ぜひ彼らを支援したい」と語る。心温かい若者の力、エンパワーメントが今後の福島を支えてくれるに違いない。

今回の取材は東京からの学生インターン光田友利佳さんに協力してもらった。情報レンジャーの活動は、「震災復興のきっかけづくり」「人の話を聴く」「人前で話をする」などの貴重な体験ができると思う。学生インターンシップに興味がある方は、助けあいジャパン福島支部へ。<misaki@tasukeaijapan.jp>

 

(取材:光田友利佳=学生インターン|撮影:西澤拓真|レポート:動画編集:鈴木さとみ