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観光で復興支援 吾妻小富士

観光で復興支援!一度は走りたい日本の名道【福島県】。昨年の大震災・原発事故以来... - 2012年10月8日

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観光で復興支援 吾妻小富士 (360°パノラマ)

- 2012年10月08日

観光で復興支援!一度は走りたい日本の名道【福島県】。昨年の大震災・原発事故以来、福島県の観光復興キャンペーンとして県内の観光有料道路3路線(磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯山ゴールドライン)が 平成24年度も無料開放されている。また、浄土平駐車場も24年度は無料となりました。

爽やかな秋晴れに誘われて、いささか早いかと思いながら紅葉狩りに出かけた。3連休最終日の10月8日、福島市土湯温泉から磐梯吾妻スカイラインにコースをとる。途中“道の駅土湯”の駐車場は同じ目的であろう車やバイクがっぱい。運よく見つけた空きスペースに愛車を止めて一服。高台から周囲を眺めると、全山紅葉にはほど遠い景色。山登りの服装も不要ないくらいの気持ちのいい穏やか天候に恵まれてはいるが、目指す“小富士”方面は相変わらずのガス模様。そのうちガスも消えるだろうという楽観的気分はいつものこと。早々に浄土平に向かって車に鞭を打つ。

順調なドライブかに思われたのは中腹まで。朝夕の渋滞をも思わせるようなラッシュで、数メートル進んでは止まり、その繰り返し。やっと見えてきた駐車場も、山頂を目指す人や車の列が切れることなく連なっている。土湯方面だけではない、高湯温泉側からも登る車で大にぎわい。山頂間近になるとさらに駐車場待ちの渋滞が続く。

係員の誘導で進んで愛車の場所を確保、昼時は過ぎていたが帰りの渋滞を予測し食事は後回し。小富士の山頂を目指して出発した。カメラを抱え三脚を背負って階段を登ること十数分。久々に息が切れた。年齢のせいか、いやいやここは標高1707mとはいえれっきとした山なのだ、と自分に言い聞かせた。ジャンプするかのように登り降りする子供らを横目に息を整える。久々に眺める“すり鉢状の小富士火口”。高校のときには火口下まで降りて石文字を作ってきたものだがー。今の良い子はそんなことはしない。稜線に沿って一周することも出来るが、約1時間は要するので断念。決して体力の問題ではない、既に息は整っているのだ。今回は時間が足りなかった!?

“女心と秋の空”とはよく言ったもので、山頂のガスの状態も刻々変わる。今回もガスの合間を縫って撮影を試みた。いい写真が撮れそうな一方、腕次第、機材次第という近代写真撮影を試んだ結果はナイスショット。十分に自己満足して下山、紅葉狩りは下旬にでもまたー。

 

レポート:小野 清隆|情報レンジャー@福島

http://gigapan.org/gigapans/117420