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安田 希代美
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三春町 - 2012年09月14日
陶芸、人形、カエル文字など様々な作家たちが三春の町を会場として一堂に作品を展示販売するイベント「三春ARTS&CRAFTS（みはるアーツアンドクラフツ）2012」が今年も開催されます。昨年は震災により、開催を断念することも考えたそうですが、会場の蔵はなんとか使用する事ができ、無事開催することができました。県外の作家たちが自分たちの作品を会場に届けてくれるなど多くの支援があったそうです。みなさんの温かい支援とお客様とのふれあいで、多くのふくしまの作家たちが勇気づけられたことでしょう。
私も昨年、作品を見に行きました。（※写真は昨年の様子です。）蔵の中は土の香りと田舎のおばあちゃんちを思い出させるあたたかい雰囲気。さらに、作家たちの作品一つ一つが懐かしくあたたかく、やさしい気持ちにさせるものばかり。震災後だけれど、あえて震災後にみんなが元気になれること。みんなとのふれあいが大切なんだと感じました。
今年の会場は三春町、町全体の雰囲気を感じ、作家との会話を楽める3日間。平成24年9月15日〜17日に開催されます。
また、今年は三春町歴史民俗資料館で「三春アーツ＆クラフツ×丈六焼」という新しい丈六焼の展示や三春郷土人形館で「小沢民芸展」が同時開催。前を向き頑張るふくしまの作家たちが三春の中町であたたかく迎えてくれますよ。
実行委員の小沢 宙（そら）さんにお話を伺うと「三春の芸術のよさを伝えたい。また、作品の味わいを見てふれて、作り手たちと直接会話をしながらものづくりの楽しさを知ってほしい。」と開催への意欲を語ってくれました。
このイベントは例年行なわれていて、さらに、月に1度「ちょっくら市」というミニ市も開催されています。三春町の作り手たちとゆったりとした芸術の時間を過ごしてみませんか。
レポート：石塚通｜情報レンジャー＠福島