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ふくしまで地産地消ということ

「福島県の食材はしっかり検査して、安全なものしか出荷していないので一番安全です... - 2012年9月7日

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ふくしまで地産地消ということ

郡山市 - 2012年09月07日

「福島県の食材はしっかり検査して、安全なものしか出荷していないので一番安全です。」と盛亭 山治(もりてい やまじ)の女将である大和田公子さんは言っていました。

原発事故後、福島県の食に関係するみなさんは大変苦労されました。
原発事故当初、数々の摂取制限がありました。基準値を超えるものの出荷制限がありました。そして風評被害がある福島県において、地産地消で商売をするというのはとても大変なことです。実際、山治さんも原発事故前は福島県産の食材を使った無添加手作りの瓶詰めセットが首都圏のお客様に好評で、ゴルフの景品等に使われていたそうです。しかし、原発事故以後は首都圏からの注文がなくなってしまったとのことです。

県内のお店でも、風評被害による客の減少を防ぐため福島県の食材を使わないところもあります。お店のそれぞれの経営の仕方ですのでそれも自由です。山治さんは今でもできる限り福島県で検査を通った食材を使っていこうとしています。そこに福島県に対する愛、そして福島の食材に対するこだわりが感じられます。

私自身、福島県の食について思うことは、季節ごとの楽しみが減ってしまったことです。地元の山に行って山菜をとって食べる。浜通りに行ってその時の旬の新鮮な地魚を食べる。その時期になると原発事故前のことを思い出して何かむなしい気持ちになります。このようなむなしい気持ちをうめてくれるのが山治さんのように福島の食材にこだわった心あたたまるお店ではないかと思いました。

「盛亭 山治」旨しの日々

  1. レポート、動画編集:千葉 胤典 取材:石塚 通 安田 希代美 |情報レンジャー@福島