未来の石巻を描いて | ２

宮城県情報レンジャー

木村敏之

先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦淳 (～2014.4まで)

岩手県出身仙台市在住　肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤隆介 (～2014.4まで)

宮城県出身仙台市在住　他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本恵一 (～2013.3まで)

宮城県矢本町（東松島市）出身　丸刈りの似合う３８歳　今までの合計で地球２５周は運転した男
網野武明 (～2013.3まで)

宮城県名取市出身仙台市在住　粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田和美 (～2013.3まで)

宮城県仙台市出身在住　大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター

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石巻市 - 2012年08月01日

災害に直面した港湾都市の都市計画を考える国際ワークショップ「石巻建築ワークショップ 2012」の成果展示発表について、ブリュッセル自由大学建築学部ジョセフ・グルロワ准教授に説明をしていただきました。テーマは４つに分かれており、動画では市民の関心の高かった産業とシーフロントを重点的にお伝えしました。

●産業とシーフロント
このグループでは石巻のシーフロントにおける産業とレジャーの課題を探っていきます。特に魚町の水産加工団地、門脇のメモリアルパークエリアにフォーカスしていきます。

●公共交通
このグループでは車依存を減らす意味での公共交通のポテンシャルを探ります。既存のインフラを用い、新たなパブリックスペースを造りながら、鉄道、バス、自転車などを組み合わせたマルチモーダルなネットワークの課題を探って行きます。

●オープンスペース
このグループでは石巻中心部に点在する空き地・オープンスペースの活用と計画について探って行きます。特に大スケール（中の瀬、堤防）と小スケールのランドスケープ的価値と新たな用途のポテンシャルにフォーカスしていきます。

●水系マネージメント
このグループでは石巻の洪水リスクに対する科学的評価を行い、日本とオランダにおける洪水マネージメントの知識・経験をもとにサステイナブルなインフラの提案（グリーンダム、水路ネットワーク等）を行います。

すべての研究成果をゆっくり紹介できなくて申し訳なかったのですが、遠くベルギーからやってきて、石巻のためにがんばってくれた皆様に心からお礼申し上げます。皆様の提案を元にエコロジカルで住み良い新しい町づくりが実現できるよう祈ります。

石巻建築ワークショップ2012 Resilient-Ishinomaki

レポート：網野武明｜情報レンジャー＠宮城