木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
石巻市 - 2012年04月04日
石巻市開成地区の仮設集会所での「ふろしきを使ったものづくり教室」の催し会場に「石巻市立病院」と印刷されたビブスを着た女性が二名いらっしゃいました。お伺いすると同病院の看護師さんで、保健師にピックアップされた健康が心配される方への巡回見回りと、時間がある場合は集会所に立ち寄り血圧測定と簡単な健康相談を受け付けてらっしゃるそうです。
石巻市立病院は旧北上川のほとりに立地してこのたび大きく被災しており、5年以内の病院再建目指しているそうです。看護師123人と技師25人は、来年3月に開院を予定している石巻赤十字病院の仮設病棟に市職員として派遣するほか、仮設診療所に勤務する予定だそうです。
市立病院は約20万人の医療圏を有しており、かかりつけの病院を失った方の不安は計り知れませんし、他の病院で再検査も負担があろうかと思いますので早期の再建が望まれていますが、他にもたくさんの災害対応もあり難しいところです。
災害、高齢化、過疎と地域医療を巡る問題は山積みですが、 看護師さん一人一人の仕事へのモチベーションは高く、仮設住宅にお住まいの皆さんの健康への目配りには頭が下がる思いです。遠慮せず積極的に相談する事で健康への心配が解消されることを望みます。
インタビューの中にもありましたが、 なるべく集会所での催しなどに参加する事で楽しい時間をより多く過ごす事で解消できる面もあるし、コミュニティの形成による相互の目配りが大事までに至らせないためにも必要であろうなと思いました。
しかし、どうしても参加になじめず引き困りがちになったり訪ねても不在がちとなると、目配りが届きにくくなり危険です。特に元のコミュニティを考慮せずランダムに入居された集合住宅の場合に、遠慮がもとで発生しやすい気がします。震災二年目を乗り切るためにもみんなで知恵を出して復興の基礎として住民の健康を維持管理して行かなければならないと思いました。
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城