木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
牡鹿郡 女川町 - 2012年03月23日
3.11の震災被害は女川町の図書室も例外ではありませんでした。建物3階にあった図書室は3階で、高さ約20mあったにもかかわらず、海から約200mしか離れていなかったこともあり、蔵書約4万冊が流失してしまいました。
全国からの有志や団体による支援で子供向けの絵本などが集まりましたが、震災後しばらくは学校などの建物は避難所としての活用が優先されてほんの居場所がありませんでした。それでも震災後2ヶ月、2011年5月10日に女川第一小学校に約5千冊の絵本だけを集めてオープン。続けて大人向けの図書を展開するために場所を探し、生き残った数少ない施設、女川町勤労青少年センターで再興オープンする運びとなりました。
しかし、2011年11月9日までここも避難所だったため、本棚や各種装備の調達など準備に時間がかかり、年度末のオープンになってしまいましたが、まだまだ手を入れたいところがあるそうで、今後の展開も楽しみです。
移動図書館と5千冊の図書も今回贈呈式がおこなわれ、これは近畿大学さんからの寄贈だそうです。見せて頂きましたが、内部は子供向けがメインで、両外側のパネルが開いて大人向けの図書が陳列される構造でした。これが街にやってきたら思わず本を借りたくなってしまうような、すばらしい移動図書館でした。
今後は子どもや家族で活発に利用され、様々な人と人のつながりが醸成される場と機会なってほしいなと思います。
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城