安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
千葉 胤典
福島県田村市出身 筋トレ本が好き、ちょっとメタボな30代。
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郡山市 - 2013年01月17日
郡山市内で農業を営み野菜ソムリエの資格ももつ藤田浩志さんに、農家にとっての望ましい除染方法についてインタビューした。
現在、県が推奨している農地の除染は、土の表層とその下を入れ変える「反転耕」と呼ばれる方法。取り除いた膨大な量の土の保管場所確保に苦労しているのが理由の1つだが、果たしてそれは農家にとってどういう影響を及ぼすのか?
確かにトラクターで耕して完了すれば楽かもしれない。しかし、空間線量は下がってもその下層に放射性物質は存在したままで、決してなくなった訳ではない。農作物から基準値を超える線量が確認されるのは僅か。不検出な作物が多いとはいえ、農家は風評や空間線量を懸念して土を入れ替える。
農家にとって一番の問題は、長年培って来た「作土層」という、作物に一番合った栄養素や土の質などを変えてしまうことだと言う。水田の作土層づくりには20~30年かかるといわれる。除染という言葉にあまりにも振り回され、消費者に喜ばれる農作物を作るにはどうしたらいいかという、本来の目的からズレているのではないかと危惧している。
例えて説明してくれたのが部屋の模様替え。人が勝手に散らかして出て行った部屋は、元通りにするだけでは納得できない。どうせなら配置換えもしようという発想が起きる。農地も同様で、マイナスにされた物はプラスにする方法を模索すべきだと言う。通学路でも同じだという。小さい子どもが2人いる藤田さんは、道路を除染するならこれを機会に通学路を広げて歩道も整備すれば、事故も減って尊い命が救われるはずだという。
除染とは復旧ではない、復興の過程の“ワンピース”と位置づけた方が総合的な安全確保になるのではないか、と言う言葉が印象的だった。
レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島