この夏、ボランティアツアーに参加した慶応大学の小林大地くん(18)は、高田松原を守る会の小山副会長の話を聞く機会に恵まれました。彼はその後毎週のように陸前高田を訪ね、「7万本の松を復活」を会のみなさんと夢見るようになります。
奇跡の一本松の生命は残念ながら尽きてしまいましたが、接ぎ木や種で生命のリレーは続いています。今後何年かかるかわかりませんが、必ず、松原は復活する事でしょう。
【一本松に捧げる光プロジェクト】
小林大地 高橋万里菜(慶応大学)
辰濃二郎(inadzuma)
千田勝也(Pilots)
2011年クリスマス。僕たちは、天に召された多くの魂たちが、ご家族の元でこの日を過ごせるようにという願いを込めて、一本松から鎮魂の光を灯させて頂き、東北全体の復興、民間による松原の再生と言う願いを込め、希望の光を灯させて頂きました。
今一度、その時の思いを思い出し、そして2年目の思いを活動へと結びつけ、進んで行きたいと思います。
日本の傷跡を少しでも癒して行く、多くの仲間、「白血球」たちが、次から次へと新たに生まれる事を願います。少しの力もこれまで以上に集まれば、やがて健やかな復興に繫がるはずだと信じています。
レポート:石川 淳哉|情報レンジャー隊長